この授業は過去の授業です。2019年度に同名・同教授の開講はないようです。

年度学部学科講師学期コマ教室キャンパス備考URL
2018観光学部観光学科石橋 正孝
月・3
N213新座特になしCampusmateへ
  • 科目コード/科目名

    HA801/文学(Literature)

  • テーマ/サブタイトル等

    観光文学論序説

  • 担当者

    石橋 正孝(ISHIBASHI MASATAKA)

  • 備考

    2012年度以降1年次入学者対象

  • 学期

    春学期(Spring Semester)

  • 単位

    2単位(2 Credits)

  • 科目ナンバリング

    TRM1200

  • 使用言語

    日本語(Japanese)

  • テキスト用コード

  • 成績評価方法・基準

    種類割合内容
    平常点(In-class Points)100%最終レポート(Final Report)(40%) 、中間レポート(20%) 、出席・授業への取り組み(40%)
  • 授業の目標

    十九世紀と二十世紀のヨーロッパ文学及び日本文学を中心に,旅やリゾートに関わる作品を読み,「文学」と「観光」の相互影響関係を考察する.

  • 授業の内容

    文学は古来,上流階級の専有物であり,「小説」の登場を俟ってそれが大衆化した後も,読者層そのものの拡大とは裏腹に,上流階級が自身のことを書くという根本的性格は,十九世紀を通じて大きく変わらなかった.その意味で,文学と観光の接点はまず「リゾート」に見出される.近代的なリゾート地は,十八世紀後半から十九世紀にかけてイギリスで生まれ,世界各国に広まっていった.それは近代の成立,すなわち大衆の登場とほぼ並行し,上流階級によるリゾート生活というモデルを大衆観光に提示した.とはいえ,モデルとしての「リゾート地」は,大衆的な「観光名所」と重なりつつも,それを否定的に見下すことで人々を惹きつける.同様の事態が近代的な観光の原点として発見された自然の美にも認められるが,文学においては推理小説によって構造化されていて,後者が内容と受容の両面で観光と切り離せないのは偶然ではない.歴史的文脈を参照しながら作品を読解することで, 文学との間に「仕組まれた」対立を通じて観光が社会に浸透していく過程を跡づける.その上で,「文学」と「観光」の間の対立を逆手に取った「観光文学」の成立可能性を探っていく.

  • 授業計画

    1.  イントロダクション
    2.  グランドツアーの系譜――ローマ、ヴェネツィアをめぐる作家たち
    3.  自然美の発見1
    4.  自然美の発見2
    5.  リゾート文学1(温泉保養地)
    6.  リゾート文学2(海浜保養地)
    7.  旅行という制度――ヴェルヌ『八十日間世界一周』
    8.  俗と超俗の間で――推理小説
    9.  歩くという方法――スティーヴンソンからチャトウィンまで
    10.  夏目漱石の場合
    11.  宗教としての文学、文学としての宗教――ルルド、サンチアゴ・デ・コンポステーラ
    12.  ハワイという「楽園」――ロッジ『楽園ニュース』
    13.  テーマパーク化する世界
    14.  死者とのコミュニケーション
  • テキスト

    なし

  • 参考文献

  • 授業時間外(予習・復習等)の学習

    山田登世子『リゾート世紀末』(筑摩書房) に目を通しておくことが望ましい。

  • その他(HP等)

  • 注意事項

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